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アメリカンフットボール、日本代表関連の記事です。

アメフト世界選手権、栗原嵩選手帰国コメント

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引き続きアメフト世界選手権日本代表帰国会見のコメントです。今回は大会のベストイレブンに選出されたWR栗原嵩選手です。


このチームはアメリカに勝つことを目標に掲げてやってきましたが、結果は完敗でした。だからといって僕ら45人が落ち込んでいても何も始まらない。4年後は勝ちます。

ただアメリカとの差は45人それぞれがすごく感じていると思うので、劇的に何かを変えない限り、その差は縮まらない。4年もあるが、選手・コーチはじめ代表にかかわっている人全員が、今まで通りの取り組みをしていたら4年後は勝てない。4年後はもっと若い選手たちも入ってくると思うので、今の45人が、自分自身、そして自分のチームも劇的に変えないといけない。

今回の結果で現実をみせられたが、4年後絶対に勝ちたいので劇的に色々変えていきたいと思っています。


質疑応答

Q.メキシコも相当強かったと思うが、メキシコとアメリカ、対戦してみての1番の違いはー

一発で仕留めるタックル。
初戦と決勝でアメリカと戦ったが、2試合とも最初の数プレーでハードヒットを受けてこちらのレシーバーは退場している。ああいったプレーを最初にできるアメリカは別格だなと思う。メキシコ相手だったらクリアできていたかもしれない。レシーバーの視点からみたらそこが全く違った。

Q.かなりアメリカのDBを攻略していたように思うが、栗原選手個人対アメリカDBの感想はー

基本的にアウトサイドレシーバーはCBとの1対1のシチュエーションが多く、他のポジションと比べるとコンタクトが少ないので、自分のスピードやテクニックを出しやすいポジションだと思う。
自分はアメリカと試合をするのは初めてだったが、昨年一昨年とボルチモアレイブンズのキャンプに参加していた。キャンプは、タックルはしないけれどタックル以外は全部するというスタイルではあったが、そこで得た感覚はいざ試合となっても変わらなかった。
ただ、キックリターンのような「実際にタックルを受ける」シチュエーションにおいてのアメリカのタックルは強かったし、ヒットスピードはやっぱり速かった。でもそこは慣れだと思う。今回2回も対戦できたので、今後その慣れをどう維持していくのかが課題になる。

個人的には元から自信はあった。悪いプレーもあったがいいプレーもできたので良かったと思っている。

Q.NFL入りに向けてまたひとつ自信はついたかー

そうですね。今後は自分自身もどうなっていくかわからないが、こういった経験ができたことは間違いなくプラスなのでいかしていきたい。

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次回は栗原選手とともに大会ベストイレブンに選出された勝山晃選手のコメントをご紹介します。

森清之ヘッドコーチのコメントについてはハドルマガジン8月号に掲載されています。ご一読ください!