久々の輝く選手たちは、第38回は、今年のパナソニックインパルスのキャプテン、DB#27辻篤志選手です!
ちょーっと前になりますが…
こちらは大雨のなかのリーグ戦最終節、ノジマ相模原ライズ戦のときのもの。
大接戦。ざっと試合の流れを書くと…。
とってはとられの展開で、20-21とパナソニック1点リードで最終クォーターへ。
第4Q。まずはパナソニックがタッチダウンをとり20-28、この試合初めての8点差に。ですがノジマが試合終了まで残り2分を切ってタッチダウン。26-28。
2ポイントコンバージョンが成功すれば同点に追いつくノジマ。
それを狙ったパスをカットしパナソニックの勝利を決定づけたのが、キャプテン辻選手!!でした。
実は辻選手、10月初めの富士通戦でも「富士通の反撃を断ち切るインターセプト」を演じているんですよね(こちら)。
キャプテン、プレーでもしっかりチームを引っ張っています!!
試合後の辻選手は
「チームに一体感が出てきました。FGを外しても他でフォローしよう、取り返そう、ということができたと思います。この前のオービック戦でもそうでした。リターナーがファンブルしてもディフェンスがそのあとしっかりとめることができました。」
とチームの成長に手応えを感じでいる様子でした。
キャプテン1年目。2年ぶりの日本一を目指すパナソニック。
キャプテンとして大切にしていることは「アクションしよう!」ということだそうです。
「かっこいいことは誰でも言えるんです。大事なのはそれを実行することです。」
そんな辻キャプテンをみて荒木監督は…
「熱いキャプテンです。最初は空回りしたり、孤独やったと思いますよ。でもやろうとしていたことがだんだん形になってきて、それが自分でも自信になって、周りの皆んなもどんどん引っ張られていっています。彼も大人になりましたよ!笑」
…これは私の勝手なイメージのなのですが。
辻選手といえば、たくさん取材させていただいた2011年の世界選手権の頃のイメージが強くて。若手だった辻選手。やんちゃで、いわゆる「いじられキャラ」なイメージなんですよね、笑
でも久々にゆっくりお話した「辻キャプテン」は、表情は引き締まり、言葉一つ一つにも重みがあって。とても頼もしく感じました。
それを本人に伝えると…
「じゃあ、今の僕をみたら森さん(=森清之コーチ:当時の日本代表ヘッドコーチ)、びっくりしますかね!?笑」
最後は完全に!昔のままのいたずらっぽい表情をみせてくれました、笑
次戦はセミファイナル!
パナソニックインパルスは26日日曜日13時、キンチョウスタジアムでIBMビッグブルーとの対戦。勝てば2年ぶりの決勝進出です!