第5回アメリカンフットボール世界選手権決勝、アメリカ戦キックオフの時間が刻一刻と近づいてきています。
日本が初めてアメリカと戦ったのは、2007年第3回世界選手権川崎大会でした。
脇坂康生主将
「選手全員が待ち望んでいた試合。長年かかってやっとここまできた。個人的にも二十数年待ち望んできた。アメリカと戦える喜びを試合で爆発させたい。」
初めてアメリカから奪った得点は、RB古谷拓也選手のランや高田鉄男選手のQBキープなどでゴール前まで攻め込んだところでの、QB冨澤優一選手からTEの位置に入っていたDL紀平充則選手へのTDパスでした。
試合は2回目のタイブレークまでもつれるという大熱戦でしたが、あと一歩、ほんの一歩のところで勝利を逃した日本。
試合後。
涙がとまらなかった脇坂主将。
「絶対勝てない相手ではないと思った。また次チャンスがあれば、もっと強いJAPANつくって勝利を狙いたい。」
涙を流しながらも、脇坂選手の気持ちは早くも次へと向かっていました。
このときから脇坂選手の新たなアメフト人生が始まったのです。
さらには高田、古谷、前田、紀平、平井、鈴木、塚田、三宅。
今大会はコーチとして戦っている長谷川、山中。
あれから8年が経ちました。
いよいよ、雪辱を果たすときです。
日本のアメリカンフットボールの新たな歴史を刻む日です。
アメリカVS日本。
日本時間の19日朝8時キックオフ!!