オービックシーガルズRB#43望月麻樹選手と#29李卓選手。
ノジマ戦。
望月選手:10回48yds、1タッチダウン。
李選手:18回84yds。
2人あわせて132yds。(この日のオービックのラン総獲得ヤードは141yds)
よく走りました!!
5年目とルーキー。
李選手にとって望月選手はRBの「お手本」だそうです。
大学まではどちらかというと感覚でプレーしてきたという李選手。一方で望月選手の動きは細かく、そこには理由がある。そんな計算されつくした動きをいま学んでいるのだとか。
李選手は今春、パイロット採用で航空会社に入社しました。さすがにアメフトとの両立は厳しいだろうと誰もが思っていましたが…。入社と同時にオービックシーガルズに入団。
やはり春は仕事が忙しく練習になかなか参加できなかったようですが、今では会社の理解も得て、有給を使ったりしながら試合や練習に参加しています。
とはいえ…他の選手たちと比較すると練習に参加できる時間は少なく、さらに学生時代と比べてしまうと、練習量は圧倒的に少ないわけで。彼はそのハンデを、持ち前の強い気持ちと努力でカバーしているようです。
古庄ヘッドコーチに話を聞くと
「李卓はめちゃくちゃひたむき。限られた時間のなかでとにかく努力する。間違いなくチームに良い影響を与えています。」と。
たとえばハンドオフの練習であっても、李選手はボールを持ったらそのままエンドゾーンまで走り抜けていくのだとか。
なぜ?と本人に聞くと、
「ロングゲインの感覚を忘れないようにしたいんです。練習時間が短いので、いかにゲームライクに練習できるか?自分を追い込めるか?と考えています。」
やるからには人並みでは納得いかない。突き抜けた存在になりたい。仕事もアメフトも。
「それに、思えば学生の時、ライズの八木さんとか、(慶應の)先輩たちがXリーグで活躍する姿をあこがれの目でみていました。だから後輩たちもきっといまの僕の姿を見ているはずです。後輩たちから憧れられる存在でい続けたいなと思います。」
そういえば。
昔から熱い男でしたね!!