新・輝く選手タチ第19回は
関西学院高等部ファイターズ主将
RB＃28八瀬慶人選手です！
写真は関西地区決勝のときのもの。
八瀬主将、スタイルはしていますが、春の関西大会・立命館守山戦で負傷し、今シーズンそこからの試合出場はありません。
ですが関学の中尾監督は「本当にキャプテンシーのある選手で、フィールドに立っていなくてもチームを引っ張っていくことができる選手」と話し、絶大な信頼をよせていました。
八瀬選手は小学5年生のときにフラッグフットボールに出会いました。
そのときから「強くてかっこよかった関学でアメフトをする！」と自分のなかで決めていたんだとか。
中学校入学時には「アメフト部のない公立中学校でいま何をしておくべきか？」と考え、陸上部に所属。
関学でアメフトを始めるときのために、走りを磨こうと考えたわけですね！
そんな八瀬少年、陸上では400メートルで大阪2位、近畿で5位という成績を残しています。
ただものじゃないな…！笑
そしてめでたく関学高等部に入学。
昨年はクリスマスボウルの舞台にたち日本一を経験しました。
ですが…最終学年に大きな怪我。
「プレーで引っ張っていくことはできませんが、自分が今やるべきことはメンタル面でチームのみんなをコントロールすることです。それを精一杯やります。試合のなかで絶対に劣勢の場面はやってきます。そのときにみんなが前をむけるように。それが僕の残された仕事です。」
キャプテンになって試合に出られないことは、悔しくて、もどかしくてたまらなかったはずです。でもそういった言葉を一切発せず、悔しい気持ちを微塵も見せない八瀬選手。
チームは「八瀬をクリスマスボウルに連れて行こう」とまとまりました。
八瀬選手が明日フィールドに立つ姿、見たいものですね。